房総の内外房地域では一年幅を利かせられるようにと、はばのりを食べる風習があります。出世祈願・新社会人のお祝いにもってこいの縁起物です。はばのりは磯の香りが強く雑煮・うどん・らーめん・ごはん等にふりかけの要領でお召し上がりください。

はばのり は 縁起物 です。

B級食材である「はばのり」は年末年始限定の磯の香り高い、価格の高い海苔の一種です。正月に一年幅が効きますようにと縁起を担いで食べます。

この「はばのり」、5枚で2800円というとんでもない値段の海苔ですが、我が市原市をはじめ千葉市・東金市等々千葉県内でもほんとに限られた地域でしか食べられてません。(全国的には三浦半島や兵庫の一部伊豆七島の一部で食べられてるみたいです。)

そこで、私率いる「市原はばのり研究所」ではいずれなくなってしまうであろうこの食文化を全国的に広げるべくささやかに活動しておりますが、いかんせん値段が高いという高い壁に阻まれ期間限定の取り組みしかできていないのが現状でございます。

この現状を打破するべく、今年はこの4月に飲食店3店舗(少ないのは予算に限りがあるため)で新OOさん(新入生・新社会人・新年度さん)がご来店時に無料トッピングとして提供していただき、新しいステージでも幅が効くようにと願いを込めてサービスすることにしました。

食材としては限界が見えていますので「縁起物」としての地位を確立するための運動方針を打ち出したところです。

食べる機会が増えてくれば需要が増え、需要が増えれば供給が増え価格も安くなり、価格が安くなれば食べる地域が増え、新しい食文化として定着することを最終目標に皆さんの知恵と人脈でまず話題にしてください。